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熊代亨『「若者」をやめて「大人」を始める』

  • 「世代や立場が違う人に、その違いを踏まえて対応すること」
  • 「アイデンティティが確立した人」
    • アイデンティティという概念はここ100年くらいのもので、それ以前にも大人は存在したのでは?
      • 本書の内容的には「立場が人を作る」という方が近いのではないか
        • 生きれば生きるほど立場やライフスタイルができあがり、人間関係や家族関係で身動きが取れなくなるが、それこそが「大人」ならではの「成熟」と言っている
      • 結婚や地域社会との関わりなど、社会的な強制力が「大人」を作る一方、選択肢が増えた結果その強制力が働かない環境で生きる人は「若者」を続ける
        • それとアイデンティティの確立はあまり関係ないと思う
        • 誰でもいつかは「大人」が始まってしまうので、その前に心構えをしておこうという論旨は分かる
          • 始まっちゃってるんだけどどうしたらいいの、という答えは書いてない
    • 自分としてはマインドセットではなく、スタイルや振る舞いに他ならないと思っている
      • というかマインドセットなんてできない
        • 型や実践を通して自然と心変わりしていくものだと思う
      • 税金の計算ができるとか、政治に精通してるとか、家系を把握するとか、(その時々の社会によって変わることはあるにせよ)帰納的に導き出される「大人」として抑えておくべき項目を知りたかった
  • 歳を取るのは悪いことばかりではない、という話や若者と大人で行動原理が変わるので、他人からは不合理に思えても本人的には合理的であるという話は納得できた
    • 利己的に生きるより利他的に生きる方にシフトしていくことになるけど、それはそれで楽しいので安心していい
  • 全体的にはあんまり納得してない
    • 著者のブログもそうだけど、自分とは感覚がずれている気がする

読んだ本 2018