マーク・サンディーン『壊れた世界で"グッドライフ"を探して』
- ポシビリティ・アライアンス(PA)
- 第1カテゴリー 工業的なエネルギーを要さないもの
- 第2カテゴリー 製造には工業エネルギーを使うもののその後は電力や化石燃料を使わずに機能するもの
- 第3カテゴリー 石油や石炭や電気などの工業的エネルギーを常時必要とするもの
- PAは第3カテゴリーに依存しない
- 議論と事実のやりとりから身を引く
- 現代は19世紀半ばと似た状況にある
- 公正ではない制度に縛られつつ、それに依存している
- シェールガスの掘削や石油供給源のための戦争に反対しながら車やガスを使い税金を払い実質的にそれらを支持している
- ウォール街の金持ちに文句を言いながら銀行から融資を受けローンやクレジットカードを使い預金などで銀行ビジネスを支えている
- PAの目標は新しい世界を作ることと既存の世界を救うことのバランスをとる
- しかし誰もここまで徹底してやりたがらない
- 身をもって実践することと、人を率いることは同じではない
- 公正ではない制度に縛られつつ、それに依存している
- 第二部のデトロイトの話が良い
- 園芸と黒人奴隷の歴史と音楽
- 白人の特権
- 新参者たちがデトロイトを「発見した」気になっていることが、オリヴィアには腹立たしくてたまらない
- 彼らにとっては、ポートランド、オークランド、ブルックリンに飽きた上でのデトロイトなのだ
- 第三部はモンタナ
- いつでも何でも好きなことを追いかけていれば人は満たされるってわけじゃない
- シンプルライフ
- シンプルなわけないでしょうが
- ウェンデル・ベリー
- よく働くとは、すなわち生きることだ。そして、その仕事をなすべき場所はオフィスでも工場でもなく、「自分の家」だ
- 働くとは、場所の面でも、時間の面でも、生活するということと同一であるべきだ
- 有機礼賛から地産地消の重視へ
- 気候変動が農薬汚染以上に問題
- 石油系肥料を使わず、炭素排出量を削減しても、作物をトラック輸送すれば台無し
- トラックは使わざるを得ない
- 運ぶ距離を短くする
- 地域密着をもっと小さく、よりローカルに
- 地産地消運動は金持ちの流行でなく、生産者によって推進されてきたもの
- 戦いには勝ったが戦争には負けている
- オーガニック産業が大きくなり、異なる意図を持った企業が動かしている
- 有機の食材を食べるかどうかが問題の根幹ではない
- すべての出発点である家を築き、その家庭で意義のある労働をする
- オーガニックかオーガニックじゃないか、ではなく企業か人か
- 日本版解説
- これも読みごたえある
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人の背にまたがり、首を絞め、自分を運ばせながら、自分自身と他者に向かって『この人は本当にかわいそうだ、いかなる手段を使ってでも彼の運命を変えてやりたい』と請け合う。ただし、そのいかなる手段の中には、背中から降りることは含まれていない ―トルストイ
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- しかしこの解説者のような生活を誰もができない(一家が暮らすために広大な土地を保有している)にも関わらず、自分だけ「人と地球を大事にするシステムをみつけ、参加し、つくるチャレンジ」しているというのは欺瞞ではないかと思う
- 現行の仕組みが「破壊と殺戮に加担してしまうジレンマ」は言い過ぎだろう
- 「本物の生」というのも何だよと思う
- ちゃんと本文読んだのか?
- これも読みごたえある